カープのピースナイターとサンフレッチェのピースマッチを見て思うこと
広島を離れて早13年になりますが、8/6と8/9にはやはり特別な思いがあります。
平和への祈りを込めて、カープではピースナイター、サンフレッチェではピースマッチが開催されています。
今平和に暮らせていることに幸せを感じています。
県外に住んでみて感じるのが、非常に平和への意識が薄いということです。
8/6の午前8時15分にもテレビではいつも通りワイドショーが放送されています。
私の祖父の兄は戦死しています。
たしか遺影も軍服を着用していました。
広島に住んでいたころは8/6は当たり前のように黙祷をしていたことやTV中継も平和式典をやっていました。
また、小学校、中学校時代は夏休み中ではありますが、登校日になっていて平和について考える日となっていました。
また小学校の遠足では原爆資料館にも行き、平和教育というものも受けています。
このように当たり前のように平和について考えるという習慣が身に付いていました。
ただ、県外に出て感じるのは繰り返しになりますが平和への意識が薄いということです。
戦争や原爆投下という悲惨な状況が風化されてきているように感じます。
会社に出勤した際、オフィスに何人かの広島県出身者がいますが、その人たちはやはり8/6には黙祷をしたと言っていました。
逆に広島県出身以外の人はしていませんでした。
非常に平和への意識が違うと感じました。これは毎年感じます。
女優の綾瀬はるかさんや芸人のクロちゃんなども平和について発信しています。
やはり広島県出身者には8/6、8/9には特別な思いがあると思います。
また、元サンフレッチェの佐藤寿人選手も県外出身にも関わらず平和への想いを発信されています。
これも広島がいかに平和への意識が高いということを示していると思います。
今日本、そして世界はコロナ禍で非常に大変な状況が続いています。
世界のどこかでは戦争や争いが起きていますが、日本では戦争のない世の中になっています。
当たり前のように暮らすことができていることに感謝をしなければならないと思います。
8/6、8/9以外の日は忘れがちではありますが、今こうして幸せに暮らせていることに感謝し、原爆投下の事実を風化させてはいけないと広島県人として感じました。